連帯保証人の借金を知らないうちに相続!亡くなる前に確認を!!

私の父は癌の手術の入院後突然口がきけないくらい具合が悪くなってしまい、そのまま退院することも会話することもままならないまま亡くなってしまいました。
遺産整理の際、父の遺産にはマンションと土地があることが分かりました。ですが父は過去に友人の連帯保証人になったことがあり、もしかしたら借金があるかもしれないと色々調べてみました。
発覚していた連帯保証人になってしまった借金は完済していたんですが、色々調べてみると連帯保証人の借金の場合、連帯保証人という立場が相続されるので、元々の債務者が亡くなったり、返済できない状態になるなどして債務者が連帯保証人にうつった場合、私が借金を負うということが分かりました。つまり、父が連帯保証人になっていた場合、父の遺産を相続する際私も連帯保証人になってしまうということです。
しかも故人自身に借金があるのかどうかはCICやJICCなど調べる術がありますが、連帯保証人の場合調べる術がありません。普通に遺産相続をして何年も経ってから突然借金を負うことになってしまうということです。これは故人が生きているうちにしっかり確認しておくしか方法はありません。
そして結局私は相続放棄を選びました。私も過去に父が連帯保証人になっていたことだけは母に聞いて知っていたので遺品の書類などを片っ端から確認しました。その時その完済したものの他に連帯保証人に関する書類は出てきませんでした。ですが私には家族がおりますし、万が一他にも発覚していない連帯保証人になっていたらと考えるととても怖くて相続はできませんでした。しかも債務者がきちんと返済していなかった場合、発覚した時にはもしかしたら利息で膨れ上がって大変な額になっているかもしれません。土地とマンションを放棄するのはとても勿体なかったのですが、リスクを考えるとそうせざるを得ませんでした。
遺産相続について問題になることは沢山あると思います。遺産分割などでももめますが、マイナスの遺産で苦労する方も沢山いらっしゃいます。そして当人がなくなってしまってからでは調べるのはとても大変です。皆さんも是非確認できるうちに確認されることをお勧めいたします。
そして遺族にそういった心配をかけそうな方は必ずお子さん達に教えておいてあげてください。あるかないか分からない借金で大事な遺産を放棄されてしまうかもしれません。

親の介護と相続の問題は無関係だという主張

元気だった親も高齢になってくれば誰もが介護が必要になることは避けられません。知人は4人兄弟の末っ子で、確かにほかの兄弟が言うように末っ子の彼をご両親はとてもかわいがっていました。賢くて成績の良かった彼は希望通りの官公庁への就職もかない、順風満帆に見えたのですが、就職して5年目に彼の父親が病に倒れ、普段の生活の中で日常的に介護が必要な状況になりました。
彼は職場が家から比較的近かったことから通勤時間の負担も軽いので介護にかける時間を確保できたことは幸いでした。昼間は彼の母が、夜は彼が分担して父親の介護をそれは献身的にこなしながら仕事をしてきました。それでも時には残業をする必要もあり、そんな時には母親の負担を考えてヘルパーさんを頼んだりしながら、遠方にいる兄弟には頼めないからと一人で頑張って父親の介護を続ける姿は、はた目にも頭の下がるような思いでいっぱいでした。
そんな介護生活が長く続き、十分に介護を尽くしたのちに彼のお父さんが亡くなる日がやってきました。彼もお母さんも葬儀を終えた後にはどっと疲れが押し寄せ、長年の介護の疲れだけでなく、無事に父親を送ることができた安堵感によって、しばらく母親は寝込んでしまったようでした。ところが父の遺産相続の手続きに入ると、彼の兄たちのうちの一人がとんでもないことを主張してきたようです。介護を彼とお母さんとで頑張って続けてきたことへの感謝どころか、遺産は介護の問題とは別だから4人で均等に父の遺産を分けようという話になったというのです。他の2人のお兄さんはそんな主張をしてきたわけではないらしいのですが、一人だけ相続の権利だけを強く主張する兄弟がおり、彼は心底怒りを感じたようでした。お金のことはともかく、介護の問題は関係ないと一蹴されたことがかれの怒りを買ったようで、私自身もその話を聞いて、あまりにも彼の父親への献身ぶりを評価も感謝もしないことへの理不尽さを感じました。遺産分割協議はいまだにもめているようなのですが、私は当事者ではないけれど、彼が報われる内容になってほしいと心から思っています。

祖父が亡くなった時、後から実子ではなく孫の私が相続人に指定されていたことがわかった

数年前の出来事です。
私の家庭では祖父が亡くなり、その相続権がどうなるかということで揉めていた時期がありました。
私は好きな祖父が亡くなって相続など考えていなかったし、ちょっと形見のものがあればそれでいいかなくらいに思っていました。
相続の順序的には第一に祖母、次に私の母か叔母でしたが、私の母は祖父が亡くなる数年前に他界していました。
だから価値のある遺産は配偶者の祖母と叔母に分配という形で渡すことになったのです。
叔母は夫を若くして亡くしていましたので、母子家庭でお金には困っていました。
それで普段から結構ギスギスしたところがあったので、その遺産を使って少しでも精神的に潤えばいいなと私は思っていました。
遺産を手にした叔母は心なしか嬉しそうで、今までよりもちょっと羽振りがよくなったり、身に付けるもののランクも数段階上がったように見えました。
それでも元が超安価なものだったので、ランクは歳相応の人並みレベルに上がった程度でしたが。
ところがそんな生活をしていた時、ポロッと遺言状が見つかったのです。
それは、私が祖父母の家の物置を掃除している時に小箪笥の中から見つけたものです。
残された祖母ももう年ですから、祖父が亡くなってすぐに物置の掃除なんてしようとも思えなかったのでしょう。
だからこうして発見が遅れたのでした。
その場に叔母は居なかったので私と祖母の二人で読んでみると、相続権は祖母と孫である私が設定されていました。
しかし、私が受け取るべきだった価値のある株だの貴金属だのは叔母に譲渡しています。
もしかしてこれは大変なことになったのではないかと、私達は叔母に連絡をしました。
しかし案の定、叔母は今更そんなことを言っても対応に困ると言って、なかなか聞く耳を持ちませんでした。
叔母が散々渋るので弁護士にも相談しようかと思いましたが、額としてはそれほど高額でもなかったし、あくまでも話し合いでの解決にこだわりました。
この時叔母はもらった遺産の4分の1は既に使っていた状態でした。
ですから交渉の結果私が4分の2を貰うということになり、とりあえずはこの場は収まりました。
最初は後々また揉めそうとも思いましたが、祖母が何かと私と叔母にしてくれたりしていたので以後の関係はそれほど悪くなっていません。